大木生花店

８月は地元の神社のお祭りがあり、準備や練習を含めて参加させていただいております。

皆さんの地元にお祭りって有りますか？

お祭りっていうと、寄付集めが来たり、太鼓や御神輿が来て騒々しいとか・・・肌に合わない方って確かに居ると思います。

しかし、３，１１の東北地方大震災でも見られるように、地元同市の繋がり（連携）って特別なことではなく日常的に必要なことだと思います。

○○町という地方自治の末端組織がありそこに子供会から自主防災団や老人会や婦人会といった集まりが組織されています。

しかしこれらの集まりでは幅広い年代での親睦や交流ははかれません。

私が活動しているお祭り団体では中学生から現役最年長は５８歳までが同じ部屋でお囃子の練習をしています。

練習の後細々した祭りの準備をする中で深い繋がりが出来、そこで信頼関係が築き上げられます。

そしてそれら青年が子供会にお囃子を伝承するべく指導します。

私も携わらせて頂いているのですが、地元を歩いているとこちらが顔を覚えていない子供から「お囃子の先生！」っと挨拶をしてくる子供も居ます。

逆にいたずら小僧には叱ることも出来ます。近所の子供を叱るにも多少の信頼関係が有れば叱られた子供も理解できるはずです。

私が思うに、お祭りと言う素晴らしい伝統的なコミュニティーが住みやすい街を作り、立派な子供を育てていくのだと思います。

 

日本中でご近所との付き合いが軽薄に成っている中で、東北のような震災が起きたら・・・・

それからご近所さんの顔を覚えたり、人間関係を築いたりするのはどれ程の体力や精神力が必要か・・・・

今すぐに出来ること、

困る前に、

どんなに忙しくても・・・

向こう三軒両隣

事が起きたら・・・・

遠くの親戚よりも助けていただくことに成るであろうご近所さんとのコミニュケーションを今すぐに始めて下さい。

顔を合わせたなら　　　おはよう・こんちは

それは社会人の常識です。

ご近所さんとの立ち話に参加する事から始められます。そこから始まります。

そして地元のお祭りを覗いて見てください。

貴方のお子さんや、近所の子供が貴方の知らない大人の人と楽しそうに話をしたり地域に古くから伝わる伝統芸能を一生懸命に披露しています。

私は３，１１から人と人との繋がりの大切さを強く感じ、そして今年の祭りの中で「祭りの中での地域の繋がり」それの大切さを再確認致しました。

皆様も是非近所の集まりに参加してみて下さい。

秋祭りの計画があったなら、足を運んで見てください。

そこには沢山の笑顔があり、真剣な眼差しがあり、世代や地域を超えた交流が有るはずです。

見つけることが出来たなら、幸せな気分に成れますよ？

タグ: 祭り